春のからだとセルフケア③
東洋の伝統医学の考えでは、春は「肝」を労わる季節と捉えます。ここでいう肝とは、肝臓の解毒や蔵血という意味合いだけではなく、気の巡りや自律神経などにも関係するイメージです。寒暖差の大きい春は、自律神経が乱れて精神が不安定になったり、肝の気が頭に上りイライラしやすかったり。そんな時におすすめの簡単なストレッチのご紹介です。
からだをのびのびと。脇腹伸ばし体操
肝を繋がっている経絡(気と血の通り道)はからだの横を流れています。春はのびのびと脇腹を伸ばしましょう。
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1 両手を組み、まっすぐ上に。大きく息を吸う。
2息を吐きながら、左側に体を真横に倒す。からだのサイドが気持ちよく伸びるように。息を吐き切ったら、元に戻す。
3右側も同様に行う。
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著・自然療法学校マザーズオフィス
秀和システム出版