梅雨のからだとセルフケア

日本の梅雨といえば、ジメジメしたとした湿気大国のイメージもありますが、一方で、一年の中でもっとも日が長くなる夏至の時期でもあります。この頃に黄色い花をつけるセントジョーンズワート。「サンシャインハーブ」とも呼ばれ、夏至の朝に摘むと薬効成分が高いと言われています。

優しい温かさに包まれるセントジョーンズワートオイル

下の写真はセントジョーンズワートの花をオリーブなどのオイルにつけて有効成分「ヒペリシン」を抽出したものです。赤い色が特徴です。肌に塗ると、不思議と優しい温かさを感じます。クーラーが入り始めるこの時期の冷えやこわばり、湿気によるむくみ。そのほか月経痛や関節などの痛みにもおすすめのオイルです。何かあったらとりあえずこれを塗っておけば大丈夫、と心のお守りにしてる人も少なくありません。私もパソコン作業や施術で首や肩、腕のこわばりが抜けない時には、夜に塗って、お風呂でしばし半身浴をします。上がる時に、肌が汗とオイルでベタついた状態なので軽く洗い流します。塗ったところがじんわりあったかたく、軽くなっているのを実感します。

赤色が特徴のセントジョーンズワートオイル
  • オイルを気になる所に塗布して使用。
  • 広範囲に使用する場合には、マカデミアナッツオイルなど他の植物油とブレンドして使用することも可能です。
  • 精油をブレンドして香りとの相乗効果を高めるのもおすすめです。